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2004.10.16

東京都立図書館協議会第22期第1回会議行われる

 2004年10月15日(金)、標記の会議が東京都立中央図書館(以降都立中央図書館と呼ぶ)で行われた。本会からも傍聴に参加したので、その報告を記す。

 今期22期(任期は平成16年10月1日~平成18年9月30日)の委員は下記のとおりである。顔ぶれをご覧頂いて民間企業関係の方が多いことにお気づきのことであろう。他に今期の委員選定の特徴を挙げると、第一に、委員公募(21期は2人を公募・選定)が行われなかったことである。第二に、都立図書館協議会が発足して以来選出されてきた、区立図書館と市立図書館の館長各1名が今期では選定から除外されたことである。第三に、21期に選定から除外された日本図書館協会事務局長が今期も選定されていないことである。

糸賀稚児    慶応義塾大学文学部教授
大場高志    国立情報学研究所開発・事業部コンテンツ課長
岸田和明    駿河台大学文化情報学部教授
小林肇     昭島市教育委員会教育長
小林麻実    アカデミーヒルズ六本木ライブラリーディレクター
坂本光一    元・東京都教育委員会教育長
佐藤芳孝    都立千早高等学校長
島田京子    日産自動車(株)グローバル広報・IR本部コミュニティ・リレーションズ担当部長
竹内利明    (有)陽明エンジニアリング取締役社長・電気通信大学共同研究センター客員教授
二ノ宮富枝   豊島区教育委員会教育長
長谷川豊祐   鶴見大学図書館参事補
宮田穣      (株)ベネッセコーポレーション広報・IR部広報担当

 ちなみに、東京都立図書館協議会は、「図書館法及び東京都立図書館条例に基づいて設置されている機関で、東京都立中央図書館長の諮問に応じるとともに、図書館サービスについて意見を述べる役割」(協議会ホームページより引用)を持つ会議と位置づけられている。

 今回の会議では、都立中央図書館長より、「調査研究図書館におけるサービスのあり方について」の諮問が行われた。「インターネット社会」であり「個人が容易に情報を収集できる時代になった」中にあって、都立図書館が「これまで蓄えてきたレファレンスサービスについての実績や、豊富に所蔵している専門資料群、経験豊かな司書職員の存在といった強みを生かして、調査研究図書館としてこれからの都立図書館サービスを展開するためにはどのようなサービスを行っていくべきか」(諮問書より引用)との意図の下に諮問されたとのことである。

 この会議では、10の検討のポイントを設定して検討を進めていくとのことである。


(1)サービスを評価する指標
(2)レファレンスの水準
(3)利用者像(層)をどう考えるか
(4)専門図書館との連携
(5)司書に求められる知識・スキル
(6)受益者負担のあり方
(7)区市町村立図書館とのレファレンス上の役割分担
(8)国会図書館と役割分担
(9)広域行政の図書館運営(関東ブロック内の連携)
(10)その他

 さて、この諮問書には「豊富に所蔵している資料群」などと書かれてはいるものの、昨今の都立図書館関係のニュース等では資料費の問題等取りざたされており、その資料群を確実に維持・発展していけるのかという問題が持ち上がっている。また、「区市町村図書館との役割分担」というからには都全体を見渡したネットワークの整備等も重要であろうが、現状ではいかがであろうか。「受益者負担のあり方」にいたっては、議論によっては図書館の役割そのものを揺さぶりかねないことになろう。

 上記の論点以外にも、昨今の都立図書館では様々な問題が起こっている。今期の東京都立図書館協議会でどのようなことが話し合われ、それが東京都立図書館の運営などにどのように結実していくのか、私たちはそれをしっかりと見届ける必要があろう。

 尚、諮問書全文はこちらでお読みください。また、東京都立図書館協議会ページもあわせてご参照ください。

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