スマトラ沖地震に寄せて
本当に、天変地異が多い年であった。最後の最後で、スマトラの地震。「スマトラ沖地震雑感」(日々記―へっぽこライブラリアンの日常―)でも早速取り上げられているが、本日、仕事納めからの帰りがけに聞き込んだニュースでは死者が2万人を超えたとのことである。心から哀悼の意を表する。
『日々記』では災害時の情報伝達のスピードについて取り上げられていたが、管理人の勤務先には留学生が大勢在籍しているため、自らにとっても今回の地震のニュースはそのことが気がかりであった。今回は、インターネットでの外国語新聞のことについて書いてみたい。
皆さん、ためしにhttp://www.kompas.com/をクリックしてみていただきたい。これは何かと言うと"Kompas"というインドネシアの新聞である。12月28日の画面には、"Ribuan Pengungsi Kekurangan Makanan dan Air Bersih"という見出しの津波のニュースが掲載されている。(「載っている」とはいっても、管理人にインドネシア語がわかるわけでなく、"Kataku"というインドネシア語→英語の翻訳サイトの力を借りたのである。)
インドネシア語ならばローマ字で普通に表現しているので、パソコン上に特段仕掛けもしなくてもこの"Kompas"の記事を読むことができるが、タイ語やインド諸語等でも、それぞれの言語に必要なフォントをパソコンにインストールすることで、それぞれの言語で新聞を読むことができる。『多文化サービス入門』を紹介した記事のコメントで紹介のあったむすびめの会のサイトにある「インターネット環境の多言語化に関する一考察」という記事に詳細は掲載されているので、参考にしていただければ幸いである。紙媒体の新聞を海外から購入するには高いお金とそれなりの時間がかかるが、インターネットならば当日のニュースが即座に入ってくる。外国人住民の大勢いらっしゃる地域ならば、これを利用しない手はなかろう。
社会のそれぞれの人間が生きるにあたって、情報の持つ役割は何なのか、そしてそこで図書館、図書館司書の持たなければならない役割とは何なのか。これは以前の"IFLAインターネット宣言"の記事に書いたことの繰り返しではあるが、このことをしっかり考えつつこれらの事柄に関わっていく必要があるだろう。

今回の震災・津波を受け、ウェブログ開設者たちも様々な取り組みを行っている。下記のブログなどで津波のことが取り上げられているので、是非ごらんいただきたい。
○「スマトラ地震救援情報ブログ」(http://quakesma.exblog.jp/i3)
○「Cafe De Bangkok」(http://cafebkk.exblog.jp/1567784)
投稿 高橋隆一郎 | 2004.12.30 14:18
TB&ご紹介頂き有難うございました。
今回のこの大惨事につきましては、
知人・友人も巻き込まれて、自分は実際に
体験しませんでしたが、非常にショックを受けています。
本当に一日も早く被災された方が
通常の生活が出来るようになることを
祈るばかりです。
投稿 rota | 2004.12.31 11:42
スマトラ沖地震関係トラックバックセンター(ブログ情報の中継基地のようなもの)が開設されているようです。下記URLをご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/userstheme/showtheme-bdd1148fccc19db9a0b0540f3ac03b19.html
投稿 高橋隆一郎 | 2005.01.03 20:21