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2005.12.23

「23区図書館業務委託についてのアンケート」中間発表(加筆)

                               東京の図書館をもっとよくする会

1. 発表に当たって
 東京の図書館をもっとよくする会は、図書館カウンター等の委託が、東京23区の大勢となりつつある状況の下、図書館行政の責任者が、委託についてどのような認識を持っているかを把握するために、標記のアンケートを実施しました。
 アンケートは、9月26日、23区中央図書館長にあてて送り、さらに未回答区には、10月28日はがきで回答を求める要請を行いました。05年12月23日現在、下記の回答状態となっています。
 アンケートに当たって、23区の図書館がどのような姿勢を示すかも、私たちは強い関心を持っています。行政の透明性が言われる時代において、市民の求めに応じて情報を明らかにすることは、行政にとって当然のことと考えています。未回答区の図書館からは何も連絡はありませんので、近く、区長に対して、アンケートに回答すること、回答しない場合はその理由を明らかにすることの2点について要求するつもりです。

2.現在の回答区・未回答区一覧(50音順に掲載,下線   は追加分)

《回答区》 15区
1.足立区,2.荒川区,3.板橋区,6.葛飾区,7.北区(12/19到着) 8.江東区
11.新宿区,12.杉並区,13.墨田区,14.世田谷区,16.中央区,17.千代田区,
19.中野区.21.文京区,22.港区
《未回答区》 8区
4.江戸川区,5.大田区,7.北区,9.品川区,10.渋谷区,15.台東区,18.豊島区,20.練馬区,23.目黒区     

    追加の回答は、このウェブサイトで公表します。 

3.アンケート質問項目
質問0 図書館窓口(カウンター)業務を含む委託をおこなっていますか。
(質問1は、質問0で「委託をおこなっている」を回答した区対象)
 質問1-1 どのような業務を委託していますか。列記してください。
 質問1-2 委託により改善された業務・改善されたサービスがありますか。
 質問1-3 委託による問題・困ったことはありますか(ありましたか)。
 質問1-4 委託は図書館運営にとって効果がありましたか。具体的に書いてください。
 質問1-5 今年度(平成17年度)の委託契約金額を書いてください。(各館ごと)
 質問1-6 委託前より、削減した常勤・非常勤職員を、何人削減しましたか。(各館ごと、2005年4月1日現在)
 質問1-7 受託先の図書館勤務社員数は何人ですか。うち司書有資格者は何人ですか。1時間勤務者も1人としてください。(各館ごと、05年10月1日現在)
 質問1-8 受託先の図書館勤務社員の賃金(月給・日給・時給の別も含めて)はいくらですか。(05年10月1日現在)
 質問1-9 受託先の図書館勤務社員に司書資格・図書館経験等を求めていますか。
 質問1-10 委託後の図書館利用者の反応はどうですか。(アンケート、投書、電話など)

(質問2は、質問0で「委託の方向で準備を進めている」を回答した区対象)
 質問2-1 委託の理由・目的は何ですか。
 質問2-2 どこまでの委託範囲を考えていますか。具体的に書いてください。

(質問3は、質問0で「(現在のところ)委託は考えてない」を回答した区対象)
 質問3 図書館運営の体制について、考えていること、検討していることがありましたら具体的に書いてください。

4.自由記入欄 (委託・民営化なども含め述べたいことがありましたら、自由にお書きください。)

4.「回答」の記載について(凡例)
 ①回答区の50音順により掲載した。
 ②金額については、分かりやすくするため表現を統一した。
 ③明白に誤字と思われるものは訂正した。
 ④編集者が加えた箇所については、その旨を記した。ただし、見やすくするため表としたもの、及び句読点の挿入等については、記さない。
 ⑤「□□図書館」は、「□□」とのみ表記した。
 ⑥その他、「回答」のままに掲載した。

5.回答全文

 05年11月24日時点での回答は、こちらをご覧下さい。 (PDF738.2K)

 北区回答は、こちらをご覧下さい。 (PDF144K)

2005.12.15

「日野市立図書館40年の取り組みと窓口委託問題を考える」集会簡単な報告、そして思うこと

              池沢昇(東京の図書館をもっとよくする会・事務局)

 日野市立図書館の窓口業務の委託等を含んだ「第3次行財政改革大綱中間報告」が発表され、それに対応して市民サイドで図書館を守り発展させようと、標記の集会が「ライブラリー・フレンズ日野」の主催で12月3日()に開催されました。

 会の始めに、日野図書館の発展期の活動を記録した「図書館と子どもたち」が上映され、続いて山口源治郎(学芸大学)さんが講演を行いました。山口さんは、日野図書館の歴史的意義や委託の問題点について、参加者の思いや考えに刺激を与える踏み込んだ話をしました。それを受けて、会場からの発言や問題提起などが出され、最後に、ライブラリー・フレンズ代表の小林卓さんが「市に市民の声を届け、運動を広げよう」と呼びかけました。集会の内容については、多くのところで出ると思うので、簡単な報告をこれで終えます。

 私は、褪色してセピア色となった「図書館と子どもたち」が、全国の図書館を揺るがした当時の日野図書館の活動をしっかりと捉えていることに改めて驚きました。市民と図書館職員と行政が、図書館を創造していく熱気が今日にも伝わってきます。映画で移動図書館「ひまわり号」の活躍は大きく取り上げられています。映画を見ているうちに、草創期のまだ中央図書館ができていない1970年ころ、日野の見学に行ったときのことを、ふと思い出しました。

 そのころ奉仕係長といった職にあったと思うのですが、枩沢さんがすごくうれしそうな顔で迎えてくれました。なぜこの人はこんなに喜んでいるのかといぶかしく思ったものの、ひまわり号に乗ってよいと言われ、有名なひまわり号に乗せてくれるとは、とても親切なことだと感激しました。だが、日野にも日野の算段があって、甘かったのです。人手が足りないので見学者を乗せ、ひまわり号の激しい労働を体験させていたのです。恐らく、私たちをひまわり号に乗せ、代わりに日野の図書館員1人2人を別の仕事にまわして、仕事をこなしていたのだろうと推量しています。

 当時の日野の図書館を作っていた最大の原動力は、まったく新しい図書館を創造しようという図書館員たちの熱意と努力にあったと思います。また、市民はそれを支えてきたはずです。そのような10年20年の活動によって、主権者である日野市民が得たものは極めて大きかったと思います。しかし、図書館の働きは、100年と言うような長期的な単位でその活動を持続させてこそ十全の効果をあげるもので、10年20年あるいは40年で途絶えてしまったなら、その間の努力は実を結ばなかったことになるのではないでしょうか。

 私は、必死に図書館を作ってきた図書館員や市民たちの努力が壊されようとするときに黙って見過ごすことは耐え難いという個人的な感情と、日野の図書館に委託が入れば、東京はもとよりその全国に与える悪い影響はきわめて大きいという恐れから、日野市に働きかけしていきたいと考えています。

 日野市は「行財政改革大綱中間報告」の意見を11月30日までに出してほしいとしていましたが、「もっとの会」は、それには遅れたので、12月中に要望書を持って日野市長をはじめ関係部署を回る予定でいます。

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