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2006.05.23

第11回 東京の図書館をもっとよくする会総会のお知らせ

 指定管理者制度の導入が千代田区・大田区などで進められています。窓口委託はこの4月には18区にもなり、 この中から指定管理者へ移行する区も広がると思われます。

 市民生活に役立つ図書館を作るために、私たちは、学習し、論議し、何をするかを考えなければ、押し切られてしまいます。

 午前の部は、朝日新聞「私の視点」に『「図書館文化」の継承を』を執筆された入矢玲子氏に、 地域の情報センターとしての図書館とそれを支える図書館員の専門性について、 私立大学図書館における業務委託の現状報告も交えながら話していただきます。

 午後の部では、東京23区の中央図書館長への業務委託アンケートの「分析と評価」を発表します。

 会員でない方も参加し、意見を述べることができます。図書館をもっとよくしたいと考えられている皆さん、 ぜひこの集会にご参加ください。図書館をよくするために話し合いましょう。

日 時:2006年6月3日(土)10:15~16:00
                    (開場10:00)
        ◇午前の部(講演) 
        「情報満足度の高い図書館-「データ」を「文化」にする方法」
              入矢玲子氏(中央大学図書館)
        ◇午後の部(討議)     13:00
         発表「図書館長の見た図書館窓口業務委託」
             東京23区中央図書館長アンケートの分析と評価
         活動報告と活動方針の提案
         討議
会 場:図書館協会ホール
         地下鉄東西線・日比谷線 茅場町下車5分
参加費:1,000円
        (冊子「図書館長の見た図書館窓口業務委託」等資料代を含む)
主 催:東京の図書館をもっとよくする会 
         連絡先 佐々木 ℡03(3975)0303
              または 池沢℡042(765)3382
                   FAXも電話に同じ
                      (手話・点字を希望する方はご連絡ください)

2006.05.14

プロフェッショナルとは…[番組紹介]NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』

 図書館が転換期に立ついま、これまでにもまして図書館の仕事に携わる人々の問題について取り組んでいく必要があろう。何も武田信玄のせりふ「人は石垣、人は城」を持ち出すまでもない。司書の専門性についての議論や取り組みが今まで以上に求められているのだと言えよう。
 今回紹介するNHKの番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』は、他職種で頑張っておられる方々の思いや仕事の流儀、来し方に触れることにより、自分たちの図書館の仕事に関わる者の専門性を考える際のヒントをいただけるのではないかと思い、取り上げた。
 毎週木曜日の22時から放送されているこの番組では、それぞれの仕事人の現在の仕事場や流儀、仕事への想い、用いる道具、そして来し方の紹介がある。そして、それらに基づいて、脳科学者の茂木健一郎さんやNHKの住吉美紀アナウンサーがキャスターとしてそれぞれの仕事人たちの世界に迫っていくものである。そして、毎回の番組はそれぞれの仕事人たちが語る「プロフェッショナルとは何か」の定義で締めくくられるのだが、その定義を聞いていても大変興味深い。付け加えていえば、キャスターの一人である茂木さんは文藝春秋より2005年11月刊行された『クオリア降臨』をはじめ多数の著書・論文をお書きになっている。詳しくは国立国会図書館のNDL-OPACなどをご覧いただきたい。
 今年2006年の1月の開始以来、番組には次のような仕事人たちが登場してきた。教師、弁護士、医師、科学者等々。例えば、 WHO世界保健機関で現在鳥インフルエンザ対策に取り組む進藤奈邦子医師の回(2月28日)では、危険と隣り合わせの日常活動の裏に普段の家庭での生活が営まれていること、そして今は亡き弟さんがかつて語った言葉「医師になり、僕と同じように苦しんでいる人たちに、僕の代わりに明日があるよって言って欲しい」が進藤医師の支えになっていることなどの紹介があった。そして、進藤医師にとってのプロフェッショナルとは、「技と情熱」なのだという。
 ここまで書きながら、ふと、管理人自身のことを振り返ってみた。幼少期、少年期、司書を志した頃、大学で図書館学の勉強をしていた頃や仕事に就いてからのこと。また、「ある事柄について一定の知識があることを「知っている」と言うのに対して、まとまった知識に基づいて共感したり、行動の指針を持つことができるレベルを「わかっている」と言うのだ」との定義をプレゼントしてくださった方のことも忘れることはできない。そして、現在の自らの考え方を決定付けた、オーストラリアのシドニーで活動するLegal Information Access Centre(LIAC)という図書館との出会い。その図書館では、暮らしのために法情報を必要とする一般市民に対して必要な情報を提供する司書たちの姿があった。ほぼ期を同じくして、自分自身の身にも、 LIACで出会うようなケースが立て続けに起こったことが昨日のことのように思い出される。そのようにして、今、管理人も、資料や情報の提供を通じて人の想いを支える図書館の現場に立ち続けている。
 そして、今の私ならばプロフェッショナルをどのように定義するだろうか。図書館利用者の想いに共感する力、そして--進藤医師の言葉を拝借してしまうが--、情熱と技、と定義するのであろう。
 ともあれ、この番組を通じて、皆さんもきっとそれぞれの仕事への想いを新たにできるであろう。是非一度ご覧いただきたい。

東京の図書館に関心をもつみなさまへ
シンポジウム 「どうなる日比谷図書館?!-都立図書館のリストラ構想―」のご案内

報告 その1 :「こんなにひどい都立図書館のリストラ計画」
(報告者 都立中央図書館 竹内真弓)
報告 その2 :「私たちが取り組んだ指定管理者制度導入反対運動」
(報告者 大阪府堺市立図書館 竹田芳則)

日 時 : 2006年5月27日(土)
午後1時30分~4時30分
会 場:日本図書館協会 2階研修室
    〒104-0033 中央区新川1-11-14
℡ 03-3523-0841
参加費: 無 料(事前申し込みは不要です)

 都立図書館は、2次にわたる「あり方検討委員会」により、蔵書の大量廃棄、都立図書館全体で1タイトル1冊のみ収集、区市町村図書館への協力貸出の制限強化、東京都公立図書館長協議会の解散など、東京都の図書館サービス向上に背をむけた政策を取り続けています。
 また、昨年8月には、都立日比谷図書館について2008年4月を目途に千代田区に移管する計画が発表されました。 一方、千代田区は、現在新千代田図書館を建設中で(2007年春開館予定)、既設の四番町図書館とともに日比谷図書館についても、指定管理者を導入する計画です。
 2008年は、日比谷図書館開館百周年にあたり、東京都のみならず全国の公共図書館にとっても記念すべき年です。その百周年の年をあえて選んで千代田区に移管し、あまつさえ指定管理者の運営に委ねるのは残念でもあり、東京都の図書館政策の貧困さに怒りを覚えます。

 そこで、私ども「シンポジウム どうなる日比谷図書館?!-都立図書館のリストラ構想―」実行委員会は、こうした都立の問題考えるためのシンポジウムを企画しました。基調報告は2本。現在の東京都教育委員会が図書館をどう捉えているかを、職員の立場から報告し、指定管理者制度を導入させなかった堺市の経験に学びます。そして、参加者とともに、私たちがこれからできること、やるべきことを語り合いたいと思っています。
 東京都の図書館のあり方、図書館の指定管理者問題、委託問題などに関心のある方々は、ぜひお誘いあわせてご参加ください。お待ちしています。

シンポジウム「どうなる日比谷図書館?!-都立図書館のリストラ構想―」実行委員会
発信人 都立多摩図書館 迫田 けい子 FAX.042-528-0137

*管理人より迫田様へ 情報提供ありがとうございました。コメント欄では目立たないので本文に再掲載いたしました。


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