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2006.08.13

悲しい物語を繰り返さないために、図書館ができること

 読者の皆様、残暑お見舞い申し上げます。皆様の中には、休みにはご家族で海や川やプール、などという方もいらっしゃることでしょう。 そういう管理人も水泳が大好きなので、たまにプールで楽しんだりしています。

 でも、お盆が近いせいかもしれませんが、このように書き始めながら大変悲しくなることを思い出しました。埼玉県ふじみ野市で7月31日に起こったプールでの吸い込み事故です。ひとりの少女が10歳にもならずにこの世から去らなければならなかったこの事故のことは、まだ多くの方の記憶に残っていることでしょう。管理人もこの少女に対して冥福を祈りたいと思います。

 このプールの事故については、さまざまな続報があります。管理面も含め問題がいろいろとあったようです。図書館に関わるものとしては、そこからいろいろなことを汲み取らなければならないでしょう。その中で、今回はもっとも図書館に密接なこと、そう、「情報の提供」という切り口から語ってみたいと思います。管理人が新宿・紀伊国屋書店でふと目にしたのが次の本でした。

あぶないプール : 学校プールにご用心! / 有田一彦著. --
東京 : 三一書房, 1997.7
200p ; 18cm. -- (三一新書 ; 1167)
注記: 参考文献: p191-192
ISBN: 4380970116

 この本は、飛び込み事故につながるプールの水深の問題や、今回ような事故につながる排水口の問題、水質の問題など、重大な事故などにつながるプール管理の問題に対して警鐘を鳴らし、子供たちが健やかに泳ぎを楽しめるようににと書かれたものです。また、Webcatを検索してみていただければ、こんな本も見つけられることでしょう。

学校水泳プールのすべて:建設・管理・指導・事故対策/日本体育施設協会
学校水泳プール調査研究委員会編. --
東京:体育施設出版, 1985.5

水泳プールの安全管理マニュアル/水泳プール部会技術委員会編集. --
改訂第三版. --
東京:日本体育施設協会水泳プール部会, 2002.3印刷

 本だけではありません。国立国会図書館NDL-OPACにある『雑誌記事索引』を検索してみていただくと、そこには下記の記事をはじめとして有用な雑誌記事がいくらでも出てくることにお気づきのことと思います。

プールシーズン間近!ソフトとハードのオープン態勢を整えよう 
利用者が安全に楽しめるプール施設を提供するために--
シーズン突入前の点検・改善項目を把握し実行しよう / 池田勝利
月刊体育施設. 35(7) (通号 449) [2006.5]

 ブログ『CNET Japan』に「正常化の偏見」 という記事が載っていました。目の前に危険が迫ってくるまで、あるいは迫っているのに、その危険を認めようとしない人間の一般的な心理傾向を災害心理学では「正常化の偏見」と呼ぶのだそうです。必要なことは、今回のプール事故のみならず、常日頃から当事者の方々や管理者の方々を含め多くの人が安全ということにしっかりと関わっていくことなのだと思います。そのためには安全に関するさまざまな事柄を知る必要があります。そのような情報を知りたいというニーズを持つ人と、必要な情報とを結びつける場面では、図書館、そして司書もしっかりとお役に立てるのだと、管理人は確信しています。

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