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2007.04.21

都知事選立候補者が、都立図書館政策アンケートに回答

 「都立図書館を考える会」が、3月22日告示、4月8日投票で行われた東京都知事選挙の立候補者に都立図書館政策についてのアンケートを実施しました。回答の到着が告示後となったので、掲載できませんでした。選挙が終わりましたので掲載します。
 アンケートを送ったのは浅野史郎、石原慎太郎、黒川紀章、吉田万三の4候補者で、全員から回答がありました。お礼を申し上げます。

      1 依頼状
      2 回答

2007.04.15

[映画紹介]ラデュ・ミヘイレアニュ監督作品『約束の旅路』

 土曜日の午後、管理人はいつものように都内の大型書店を巡り歩いていた。東京のM社、Y社、そして神保町。岩波神保町ビルの脇をすり抜けたとき、岩波ホールの大型の宣伝が目に飛び込んできた。現在上演されているのは『約束の旅路』という映画である。読者の中にはご覧になった方も多いかもしれない。私は映画も大好きなので、無論立ち寄った。今日はこの映画について記したい。

      『約束の旅路』 ラデュ・ミヘイレアニュ監督作品
      2005年 フランス映画

 第56回ベルリン国際映画祭等で受賞したというこの映画は、エチオピアにユダヤ人が暮らし、彼らの聖地エルサレムへの帰還を太古から願っていたことと、1984年にアメリカとイスラエルがこのエチオピアのユダヤ人をイスラエルへと帰還させる「モーゼ作戦」という作戦があったこと、そして彼らエチオピアのユダヤ人には大変な苦難の歴史があったことなどのナレーションから始まった。そのようなナレーションに続いて現れたのは家族を失ってスーダンの難民キャンプに主人公の男の子とその母親がたどり着くシーンであった。母親は男の子に「行って、生きて、何者かになりなさい」とのはなむけの言葉を送りつつイスラエル行きの集団に向かわせる。

 その男の子を含めイスラエルに到着したエチオピア・ユダヤ人達を待っていたのは歓迎だけではなく、例えば少年は学校で差別にもであった。エチオピアから来たほかの大人たちも同様である。少年はリベラルな養父母の元で世の差別や偏見から守られて、同じエチオピアからの難民の老人に啓発されながら成長していくのだが、少年はいつも自分のアイデンティティに悩むこととなる。

 男の子は成長し、医者を目指すようになる。パリに出かけ医師になるべく教育を受ける。そして、ラストシーンは彼が「国境なき医師団」の一員としてアフリカの難民キャンプに出向き、そこで「いまだ難民のままである」自らの母親と再会する場面となる。

 7年前にIFLA大会に参加すべくイスラエルを訪れたことのある管理人には、随所に出てくるイスラエルの風景や当時のニュース映像が自らの記憶を生々しくよみがえらせる契機となった。オスロ合意、インティファーダ、嘆きの壁、テルアビブ空港の出発風景、など等。また、自らのアイデンティティや「何者かになりなさい」との母親からの言葉にどのように向き合うかに悩んでいた主人公が難民キャンプ赴任経験のある医師の治療を受けたことがその後の主人公の人生行路に大きく影響する様をみて、「きっかけ」の大切さを見せ付けられた。

 イスラエルを訪ねたことがあるとは書いたものの、不勉強ながらエチオピアのユダヤ人という話や「モーゼ作戦」などはこの映画を鑑賞するまでまったく知らなかった。知らなかったけれども、この映画を見て、それらのことは主人公の生き様ともども自らの心の中に染みとおっていたのである。

 この映画に触れた後、図書館に関わる立場で再確認したことは、図書館というのは、本やビデオ、CDなど、「誰か」の人生にとってとても大切な内容が盛り込まれている資料に出会える場所なのだということであり、また、図書館で本を選び、利用者の方々に提供していくには私達は世の中の森羅万象に対するアンテナの感度を高くしておく必要があるのだということである。

 この映画には下記の原作がある。もし良かったら皆さんも岩波ホールで映画をご覧になり、その後お近くの図書館でこの本を手にとっていただければ幸いである。

    約束の旅路  ラデュ・ミヘイレアニュ,アラン・デュグラン (著),
    小梁 吉章 (翻訳)
    東京: 集英社 2007/02
    ISBN-10: 4087605221
 
追記
 このエントリーは、「cinemacafe.net」で展開されているブログ募金に賛同して書きました。世界中で難民等になっている方々2,100万人の約5分の1がアフリカ地域におられるとのことで、シネマカフェ運営会社「株式会社カフェグルーヴ」では「『約束の旅路』映画が世界を変える ブログ募金キャンペーン」を実施しているとのことです。
 同社サイトには「遠い日本から、少しでも何か出来ることはないか?と思った方はぜひ映画を観て、感想をブログに書き、映画を広めてください」との呼びかけがあり、「『約束の旅路』をブログに書き込んでいただいたエントリ1つに対して、UNHCR(国連難民高等弁務官)駐日事務所アフリカキャンペーンに50円の寄付を行います」との趣旨が書かれています。

2007.04.06

23区の区長(予定候補者)と区議会会派に「区立図書館政策についての公開質問状」

 「東京の図書館をもっとよくする会」は、東京23区の区長(統一地方選の予定候補者を含む)と区議会会派(2名以上)に「区立図書館政策についての公開質問状」を送りました。
 現在頂いているすべての回答が下記3からご覧いただけます。回答された方々にお礼を申し上げます。

                             2007年4月13日

1.依頼文及び質問状
2.依頼先一覧
3.公開質問状への回答

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