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2007.11.19

[行事紹介]図書館スタッフのための仕事のツボ--非常勤職員・委託スタッフのための図書館連続講座第3報

 恒例になった、「図書館スタッフのための仕事のツボ--非常勤職員・委託スタッフのための図書館連続講座」のお知らせをいただきましたので掲載します。是非ご参加ください。

第5回
   日時  2007年12月17日(月) 午後1時15分~5時
   テーマ 図書館の当たり前-図書館の自由
   講師  都立図書館職員 山家 篤夫さん
   会場  文京区民センター 会議室2A
   ※ 研修終了後、講師を囲んでの懇親会を予定しています。是非ご参加ください。

第6回
   日時  2008年1月21日(月) 午後2時分~5時
   テーマ 図書館の本の修理
   講師  都立図書館職員 真野 節雄さん
   会場  日本図書館協会 研修室

事前申込み不要 参加費:各回とも500円(資料費・会場費等)
   ただし、図書館問題研究会(図問研)と、図書館スタッフ交流会
   (とすこう)会員は無料

共催 図書館問題研究会 東京支部
    図書館スタッフ交流会
 
お問い合わせ先
    小形 亮(練馬区立光が丘図書館)
    TEL 080-5445-6497

2007.11.16

東京23区の図書館と常勤職員をどのように認識しているか

                池沢昇
               (東京の図書館をもっとよくする会事務局)

  (管理人注:以下の記事は、宮本さんからのこちらの発言に対してのものです)
                                
 宮本さんからご質問を受けていますので、東京の図書館をもっとよくする会の考えと個人として思うところについて述べます。
 東京の図書館をもっとよくする会は、1996年、特別区人事委員会(23区人事委員会)が特別区職員労働組合連合会に、司書の職名を持つ図書館員が定年でいなくなることから、司書の職名を廃止すると提案したことを契機に発足しました。司書の職名廃止に反対し、図書館の専門的知識を持ち、図書館に熱意をもつものを図書館員に採用する仕組み、司書職制度の確立をめざすという方針は今日も一貫しています。
 今の会の活動の中心は、東京23区に広がっている図書館窓口等の委託や指定管理者制度に反対する活動になっています。これは、当初の方針を転換したのではなく、司書職制度以前の問題として、図書館を変質させ崩壊させかねないと考えているからです。
 私たちの考える司書は正規の常勤職員です。それは、身分保障がきちんとされない限り図書館員としてやっていくことはできないからです。図書館は市民のために存在し、また、図書館職員も市民に奉仕するために存在するのであって、首長や上司からの指示命令でも、反対せざるをえない局面に立たされます。非常勤がそのようなことをすれば、翌年には不採用になりかねません。
 このことは図書館員ばかりでなく、公務員全体にも言えることです。公務員は全体の奉仕者であり、法に従い職務を行う義務を負っています。ところが、規制緩和や行政改革は、一方で既成のものへの軽視を生み出し、人間のモラルを喪失させるように見えます。たとえば、首長が獅子になると、その部下の公務員は虎狼と化し、人間を襲い、何人食ったかを競い合うようになります。そのようなことが多く起きている一方で、公務員の身分保障は仕事をしなくとも首にならないためにあると考え実践するものも、数は減ったものの少なからず存在しています。思うところはこれらにとどまりませんが、現状の公務員世界が持つ問題の一部分として考えているところのものです。
 私たちの会は、東京23区の図書館職員について以下のように評価し、発言してきました。司書の採用を行わず、一般事務職員として採用したものを3~4年図書館に配置し、他部署に配置転換するという人事政策を採っています。本は嫌いだという人でも図書館に配置されます。図書館運営の中心となる館長もこれを免れていません。多くの区は、図書館運営の中心となる職員は例外的に図書館に長く置いて、図書館運営に致命的な支障が出ないようにしたりしていますが、多摩地域の図書館と比較すると、職員数は多いがサービス水準は低いという、非効率的な運営を行っています。「委託によって23区の図書館は、『悪かろう高かろう』から、『悪かろう安かろう』に変わった」と評する人もいます。大変分かりやすい表現ですが、割り切った表現の中に捨象されるものが大きいので、私は使いません。図書館の理念などが視野から消え去り、委託により経費的改善がなされたと言っているかのように見られかねないからです。
 東京の図書館をもっとよくする会は運動体ですから、司書を採用しろという正論を掲げて、妥協することはありません。しかし、図書館現場はこれではすみません。会のメンバーもそれぞれのところで、その環境下で実現可能な最善の道を否応なく選択し、その実現に向けて努力することになります。それは、その職場のひとびとが相談し、運動を重ねて実現させていく以外にないと考えます。23区でさえもそれぞれが異なる状況下にあるので、私たちの会が、正しい選択であったかどうか判断することは、困難であるとともに、一般的には僭越でもあるように思います。
 宮本さんのお書きになったところの「正職員と非常勤・委託社員など雇用の形式が異なるスタッフとを併せて、総合的に見て、司書のあり方としてどうなのか」との問いかけには、ぼんやりと輪郭しか分からないので、問いかけにかみ合うものにはなっていないと思います。もう少し詳しく述べていただければ、会としての考えを述べることはできなくとも、会のメンバーあるいはこのウェブサイトを見ている人からも意見が出てくるのではないかと思います。
 ご返事が遅くなったことをお詫びします。

2007.11.14

図書館フォーラム・かわさき2007のお知らせ

 標記の催し物の情報をいただきました。是非ご参加ください。

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図書館フォーラム・かわさき2007のお知らせ--第10回図書館を考える市民、職員、教職員の集い

おかげさまで図書館フォーラムも今年で10回目の開催となりました。この10年間で図書館を取り巻く環境も大きく変わりました。ボランティアのあり方、図書館に求められていること、学校図書館の大きな変化、などを振り返りつつ、今後の活動の一助になれればと考えています。

☆日 時  2007年12月1日(土)13時~16時30分
☆場 所  エポックなかはら 大会議室(JR南武線 武蔵中原駅徒歩1分)
☆参加費(資料代込み)500円
   *当日は直接会場におこし下さい
☆基調講演(13時10分~14時40分)
  「市民の、市民のための、市民による図書館:市民みんなで図書館を育てよう」
   講演:高鷲 忠美 氏(八洲学園大学教授)
☆パネルディスカッション(15時~16時30分)  
  「図書館フォーラム・かわさき 10年を振り返って」
   *パネリスト(予定)
   ・伊藤千代子(三月文庫)
   ・斎藤多美子(南百合丘小学校)
   ・吉井聡子(中原図書館)
 *コーディネーター
   ・高橋和子(図書館フォーラム・かわさき実行委員長)
☆展示☆
  川崎市立図書館(学校図書館含む)にて2008年7月より稼動予定の、株式会社サン・データセンター図書館システム「CLIS(シーリス)/400」のデモンストレーションを行います。実際のコンピュータ稼動画面をご覧いただけます。
☆問合せ先、申込み:*できるだけメール、FAXでお問合せください
  図書館フォーラム・かわさき実行委員会事務局(吉井聡子)FAX044-733-7524
  E―mail:kawa_lib@yahoo.co.jp (電話:044-722-4932 川崎市立中原図書館)

主催:図書館フォーラムかわさき実行委員会
後援:川崎市教育委員会(ほか申請中)

2007.11.10

実践女子大学図書館学課程主催 特別講演会

 標記の催し物の情報をいただきました。直前のご案内で恐縮ではありますが、是非ご参加ください。

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実践女子大学図書館学課程主催 特別講演会【一般公開】【参加費無料】
 
 
【一般公開】【参加費無料】
*11月12日(月)までにお申し込みください。

演題:「図書館利用に障害のある子どもへの図書館サービス」
日時: 2007年11月14日(水)14:40~16:10
会場: 実践女子大学香雪記念館1階101大教室
講演者:山内 薫氏
    (日本図書館協会障害者サービス委員会委員)
申込・お問い合わせ先:
    実践女子大学図書館学課程研究室
    〒191-8510 日野市大坂上4-1-1
    e-mail:tsukahara-hiroshi@jissen.ac.jp

2007.11.03

"『Tea with Elisabeth』出版記念Ken Ross写真展"に寄せて

 今日(2007.11.3)、六本木の国際文化会館で行われた標記の写真展に行ってきました。"Elizabeth"とは世界的ベストセラー『死ぬ瞬間』(鈴木晶訳、1998-1999読売新聞社刊行)等で有名な精神科医エリザベス・キューブラー=ロス博士(1926-2004)のことで、死の受容のプロセスに着目することや、愛するものを亡くした後の悲哀(Grief)やそれを癒す悲哀の仕事(Grief work)にの重要性について最初に触れた方です。後の医療者たちに決定的な影響を与え続けている方だと言えましょう。『死ぬ瞬間』は随分昔に千葉敦子さんの本や柳田邦男さんの一連の医療ルポを夢中になって読んでいた頃に出会った本で、前日に偶然新聞で目に入った広告記事に引かれて六本木まで足を運んだというわけです。

 この写真展は一日限りのものなのですが、中ではエリザベス博士のご子息であるKenさんが世界各地で撮った写真や、エリザベス博士の少女時代からの物語のビデオがあり、そこではスタッフの皆さんの働きもあって素敵なひと時を過ごすことができました。また、11月13日に発売予定だという『エリザベス・キューブラー・ロスの思い出(Tea with Elisabeth)』(麻布小寅堂刊行)が先行販売されていたので、早速手にとってみました。博士との思い出を、親しかった世界中の50人が綴った『Tea with Elisabeth』の日本語版だとのことで、米国オリジナル版に先駆けての出版決定なのだそうです。紐解いてみると、死に直面した人たちに真摯に寄り添った博士の人柄がその人たちの筆からより明らかになっているのだということが確認できました。ロス博士の一連の活動は、私たちに再び「生きるとは」ということを問いかけているのだろうと思います。

 六本木を後にしながら思い返したことがあります。図書館には、例えばキューブラー=ロス博士の一連の『死ぬ瞬間』関係の著作など、それぞれの著者の方々が真摯に活動されたところから生まれた本があります。そして、キューブラー=ロス博士はもはやこの世にはいらっしゃいませんが、私たちは図書館に置いてあるそれらの本を通して今でも彼女の活動の一端に触れることができます。そして、図書館には「知りたい」と願う利用者が訪れ、例えば『死ぬ瞬間』を手に取ったりなどします。利用者が活動を続けていくために必要な資料を探しに図書館に来るという物語と、著者の方々の活動の物語。ならば私たち司書はどうすべきか。

 答えは一概では言えないでしょうが、きっとこのようになるのでしょう。利用者の「読みたい」をお手伝いするプロとしての司書。司書たちが活動を積み重ねてきて、今後とも積み重ね続けていくその物語の中で、利用者の思いにアンテナをしっかりと張り、著者の思いに、そして日々生まれてきている資料にアンテナを張り、しっかりと必要な資料を集めて利用者に提供していくことなのでしょう。

 言ってみれば当たり前のことではあるのですが、今日の写真展を見てその思いを新たにした次第です。

エリザベス・キューブラー・ロスの思い出 ファーン・スチュアート・
ウェルチ、ローズ・ウィンタース、ケネス・ロス編集 
松永太郎翻訳
東京 麻布小寅堂 2007
ISBN 978-4-9903853-1-6

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