長年にわたり都民、在勤・学生など多くの利用者に親しまれてきた都立日比谷図書館が、今年5月に千代田区に移管されます。そして耐震改装工事を経て2011年3月に「新・日比谷図書館」となってオープンする予定です。
現在、千代田区は日比谷図書館への基本構想を策定中です。しかしその「基本構想」は、利用者にとって本当に有意義なものになるのでしょうか?
新庁舎に千代田図書館が2007年5月にオープンして約2年。指定管理者制度のもと、区の職員がほとんどいない中で、利用者の希望と区の運営方針にかなり食い違ったものになっている実体があります。しかし、その詳細はあまり外部の方々に伝わっていません。
このままでは、新・日比谷図書館も同じ道を歩むのでは、と危惧してしまいます。
そこで私たち「千代田の図書館を考える会」は、千代田区の図書館の現状と今後の方向を探ることをテーマにした学習会を開催します。千代田の図書館の現状や新・日比谷図書館はこんなふうになって欲しいといった、住民や利用者の皆さんの声をお聞かせください。
昼間人口100万人の千代田区で、利用者が満足できる図書館とはどんな形がいいのか、を探っていきたいと思います。
●日時 2月12日(木)午後6時30分~
●場所 九段生涯学習館・会議室(地下鉄・九段下駅)
●報告 ①千代田区の図書館の現状について
-木村正明氏(区議会議員)
②新・日比谷図書館構想について
-竹内真弓氏(都職労中央図書館分会)
●参加費無料
主催:千代田の図書館を考える会 <連絡先>090-7206-0505
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