[会合案内]第11回 東京の図書館を考える交流集会「委託・指定管理の図書館と働く人たち」
■ 日時 2008年11月16日(日)
10::00~16:00 (開場9時45分)
■ 会場 日本図書館協会研修室(図書館協会2階)
■ 参加費 ¥500(資料代含む)
【午前の部】問題提起 10:0 0~12:00
問題提起1 委託指定管理をめぐる全体状況
常世田良氏 (日本図書館協会理事・事務局次長)
問題提起2 現場から(1)民間会社
問題提起3 現場から(2)NPO
渡辺百合子氏(NPO法人げんきな図書館理事)
【午後の部】論議 13:00~16:00
(午前の進行で開始時間の若干の変更もあります。)
この5月、図書館法等の一部改正審議にかかわって、衆参両院委員会は図書館の諸問題を審議し附帯決議をおこないました。その中には「指定管理者制度の導入による弊害」の文言も含まれました。
その一方、東京23区では委託・指定管理がすすみ、図書館をになう「人」は、民間会社が雇用するパート社員などに移行しつつあります。それらの図書館に働く人には、専門的知識や熱意を持つ人たちも多くいます。しかし、それらの人たちの労働環境は、図書館責任者クラスでも年間200万円、雇用契約1年、スタッフと言われる多くの人たちは時間給800~900円台で、低賃金身分不安定で働いています。社会問題の「ワーキングプア」に同じです。図書館員として成長するのも困難です。
その現場がどういう状況にあるのか、それをどのように変えていくのか、図書館民営化をめぐる全体的状況を見ながら、将来を見据えて、話し合い交流したいと思います。
みなさん、ぜひご参加ください。どなたでも参加できます。
主催:東京の図書館をもっとよくする会
連絡先:東京の図書館をもっとよくする会
03(3222)5030
(手話・点字を希望する方はご連絡ください)
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